みなさんこんにちは。
医薬品を温度を保ちながら航空輸送する際には、保冷コンテナを利用して輸送しますが、コロナワクチンに代表されるマイナス温度帯での輸送ではどのような保冷コンテナが必要となるかご存知でしょうか?
正解は、va-q-taienrを始めとするパッシブタイプの保冷コンテナのみ対応出来ます。
そもそも、保冷コンテナは#1:アクティブタイプと#2:パッシブタイプに分類されますが、#1:アクティブタイプはマイナス温度帯では管理出来ないために、マイナス帯での温度管理は#2:パッシブタイプのみ対応可能となります。
各コンテナの特徴は下記にリスト致します。
また、今回日本へ輸入されるワクチン3社の管理温度帯は下記リンクまで。
<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース②:ワクチンで航空貨物スペースが逼迫!!各社のワクチン供給量と管理温度は?
#1:アクティブタイプ
“マイナス温度帯は対応不可
“電源があれば定温管理の信頼度は高い
“パッシブタイプと比べコストが高い
“エキストラ費用に要注意(延滞料金・緊急手配費用など)
“コンテナのリース方法は、航空会社リースとフォワーダーリースの2種類あり
#2:パッシブタイプ
“事前の調温が必要(調温にはノウハウが必要)
“電源が無く、保冷期間は100時間前後
“マイナス温度帯に対応可能
“アクティブコンテナよりは安価
“エキストラ費用に要注意(延滞料金・緊急手配費用など)
“コンテナのリース方法は、航空会社リースとフォワーダーリースの2種類あり
“輸送温度管理試験であるバリデーションデータも公開
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