<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㊵:アジア主要10カ国発⇨アメリカのコンテナ量が過去最高。中国発、ベトナム発、インド発に顕著な伸び。それぞれ国の増加率は?

海上貨物

みなさんこんにちは。
本日はアジア主要国から米国へのコンテナ輸送量について解説させて頂きます。

さて早速ですが、クイズです。
21年2月vs20年2月の中国発⇨アメリカ向けのコンテナ量の増加率を答え下さい。

正解は、約60%増となりました。
リンクのみんなのロジニュース㉞でも解説させて頂きました中国発⇨アメリカ向けでの貿易額ベースでは約75%増加(21年1~2月)となり、異なる指標であるコンテナベースでは約60%(21年2月単体)の増加となりました。
<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㉞:中国税関。直近の貿易額を発表。昨年比50.1%の増加。特にアメリカへの輸出が絶好調。


中国発以外でも全体のアジア主要10ヵ国発⇨アメリカ向けは、前年同月比32%増の147万1,988TEUと2月の過去最多の記録となりました。
また、中国発の増加率の大きさ以外にもベトナム発も約20%増と著しい伸び率となっております。

*1.アジア主要10カ国発⇨米国向け

また、製品別では巣篭もり品の伸びが著しくなっております。
全体の18%シェアで1位の家具系が27%増
全体の7%シェアで3位の電子機械が18%増
全体の4%シェアで5位の玩具・運動具が59%増

一方、下記図表のように米国発は軒並みダウンとなり、全体では12.8%減となりました。

*2.米国発⇨アジア主要10カ国向け

2つの図表データからは、中国とベトナムは特に輸出過多である事が良く分かります。
下記のように輸出と輸入のコンテナ数に大きな差数があると、空コンテナが不足する事もよく理解出来ます。

*中国発⇨アメリカ:約92万TEU
*アメリカ発⇨中国:約11万TEU
*中国差数:約81万TEU

*ベトナム発⇨アメリカ:約14万TEU
*アメリカ発⇨ベトナム:約5万TEU
*ベトナム差数:約9万TEU

本日は以上です。

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