<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㉘:世界の輸出港となった中国港湾コンテナ取扱いランキング。日本の港湾との差は?

海上貨物

 みなさんこんにちは。
 さて2021年1月の最新の中国港湾コンテナ取扱いランキングについて、解説して参ります。

 早速ですが、いつものクイズです。
 日本の港湾で最大取扱い港である東京港は中国港湾ランキングでは何位になるでしょうか?

 正解は13位となり連雲港港と福州港の間となります。
 最新のデータでは東京港の取扱いは36万TEUとなります。

 
 2020年12月の最新データからは下記となりました。
 東京港:36万TEU、横浜港:21万TEU、名古屋港:21万TEU、
 大阪港:19万TEU、神戸港:17万TEU
 大阪港と神戸港は20位にすらランキングされない事になります。

 リンクのみんなのロジニュース㉒で解説させて頂きましたように、天津港までが世界ランキングのTop10にランクされております。
 <最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㉒:最新2020年世界港湾コンテナ取扱いランキング。過去30年の推移も掲載。日本の港は何処へ?2030年も予想。

また、下に中国の港湾マップを作成しましたが、8位以下の港も6位以上の港に隣接しており、①大連を中心とした”華北エリア”、②上海を中心とした”華東エリア”、③深センを中心とした”華南エリア”と3大エリアに主に工場が集中しており、輸出入されていることが分かります。

また、続いて世界の国別のコンテナ取扱い割合となりますが、やはり中国が圧倒的な取扱い量となり、世界貿易の中心国である事が分かります。
1位:中国:28%、2位:アメリカ:6.9%、3位:シンガポール:4.6%、日本は2.8%で6位

 *2021年1月の最新の中国港湾コンテナ取扱いランキング

 *中国港湾マップ
 紫色は内陸部の河川港コンテナヤードになります。沿岸の港までフィーダー船を利用し河川を渡って行きます。

一方、中国も人件費が高騰している事から、工場の生産移管がベトナムを中心に移管されており、10年後にはベトナムの北部ハノイ港や南部ホーチミン港が世界ランキングTop10にランクされるのではと思っています。

本日は以上です。

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