みなさんこんにちは。
本日はロジニュース㉕でも解説致しました国際物流業界でのITソリューション関連の解説の続きとなります。
<最新の物流情報:無料ほぼ毎日更新>1分で読める!みんなのロジニュース㉕:国際物流のDX。デジタルフォワーダーって何?各社のDX対応について。
早速ですが、いつものクイズです。RPAのフルスペルを答えて下さい。
正解は、Robotic Process Automationです。それぞれの頭文字を取ってRPAとなります。
帳票入力、レポート作成、請求書発行等々の定形業務を人間に代わりRPAが作業してくれます。
読者のみなさまの中でも実際の業務でRPAをご利用されている方も多くいらっしゃると思います。
私が所属する国際物流会社でも導入を開始しており成果が出ております。
物流業界でも人に頼った人海オペレーションが多くあり、オペレーション人員であれば、社内システムへの入力、顧客が指定するレポート作成、貨物追跡確認、請求書発行等々の手作業が多数あり、また、営業であれば営業報告書の作成、日報出力、交通費精算等々の手入力業務が多数あります。
RPAはそのような定型業務を人間に代わり、処理してくれるのです。
RPAは一般的にロボットと言われており、定型業務の流れをRPAの画面に入力して行き記憶させます。
一度記憶させれば、24時間いつでも稼働する事が出来ますし、作業ミスも無く文句も言いません。(笑)
一方、AIとは異なり学習機能がありませんのでは、記憶プログラム以外の業務は出来ません。
RPA利用の効果としては、営業やオペレーションは顧客とのコミニケーションに注力できる事から、顧客満足度の向上に繋がります。
また、人件費の削減にも大いに効果があります。
エクセルの帳票を社内システム入力に3時間掛けていた所、RPAでは5分で処理できた実例もあります。
因みに私は社内でWinActor(RPAソフトウェアの種類は下記リンク)への記憶プログラム入力をトライしましたが、ちょっと難しかったです。
記憶させたい作業の流れをフロー図を作成するように記憶させて行きますが、私にはちょっとハードルが高い作業でした。
エクセルでマクロを組める方であれば、考え方が一緒なので出来るとは思います。
下記にWinActorの記憶プログラム入力画面を貼ります。WinActorでは記憶プログラム作成をシナリオ作成と呼んでおります。
*WinActorの記憶プログラム(シナリオ)の作成画面。
*物流業界ではありませんが、実際のRPA作動中の画面をリンクします。
*RPAと言っても色々なソフトウェアがあり、WinActor、UiPath、BizRobo、BluePrism当たりが多くの企業で採用されています。
最後に2045年頃と言われている、AIなどの技術が人間より賢い知能を生み出すことが可能となる”シンギュラリティー”の時代と言われています。あと、25年後ですね。
物流業界も多くの業務で営業やオペレーションの無人化、ロボットでの配送等々と大きく産業変革して行くと思います。
ですが一方で、その頃にはおもいっきり人間に頼った人海戦術での対応が、逆説的に受けているかもしれませんね。
本日は以上です。
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