みなさんこんにちは。本日は19℃とポカポカ陽気です。コロナもかなり落ち着いてきました。やはく海外出張や旅行に行きたいものです。
さて、本日はBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)やVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)等々の新興国での国内、国際ロジスティックス等の成長性について解説して参ります。
問題です。どの新興国が最も成長性が見込まれるでしょうか?
答えは、やはり依然として中国です。
世界フォワーダーラインキングで14位の中東企業のアジリティ社が新興国の物流市場の成長性を指数化し、”Agility Emerging Market Logistics Index 2021”を発表致しました。
1,200人の物流研究者に対してヒアリングを行い、国際、国内物流の事業機会やビジネス基盤について50か国の新興国をランク付け致しました。
*総合ランキング*
1位:中国が8.86、2位:インドが7.33、3位:インドネシアが6.30、4位:UAEが6.29、5位:マレーシアが6.15、6位:サウジアラビアが5.95、7位:メキシコが5.91、8位:ベトナムが5.67、9位:カタールは5.67、10位:トルコは5.61となりました。
また、国際物流のみの指数で見ますと、
*国際物流ランキング*
1位:中国の9.72、2位:インドの7.16、3位:メキシコの6.70、4位:ベトナムの6.40、5位:インドネシアの6.11となりました。
こう見ても総合と国際物流ランキング共に中国での物流の成長機会は傑出しておりますね。新興国に定義付けるのも無理がありますね。
我々国際物流業者は特に国際物流ランキングに注力したいのですが、インド、メキシコ、ベトナム、インドネシアでの国際物流は更に注目して行きたいと思います。
ランキング動画付き:https://logisticsinsights.agility.com/emerging-markets-logistics-index/overvie
ランキング記述:https://logisticsinsights.agility.com/emerging-markets-logistics-index/rankings/
最後に、1,200人の調査対象者に2021年の地域での景気回復についてアンケートを取っておりますが、55.9%がAPAC(アジア太平洋)の景気回復を予測し、53.1%は欧州の景気回復を見込んでおり、APACでの景気回復が早くなると予測しています。
*今日のお勉強会。
コンテナ取扱量 世界一の上海港の自動化オペレーションがかなり進行しております。日本の港湾よ。早くDXの波に乗らないと!
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