みなさんこんにちは。
コロナ禍で随分と航空機の運行が減少しており、航空スペースが非常にタイトな状況となっておりますが、現在、果たして飛行機は何機ほど世界の空を飛び回っているかご存知でしょうか?
答えは1万機弱と言われております。
世界の主要な航空会社が加盟している国際航空運送協会(IATA:アイアタ)によりますと、2020年9月時点で世界の航空機のおよそ3分の2に相当する1万6000機が砂漠で係留されております。
また、航空会社は旅客便の有効活用のために、人を乗せずに貨物スペースのみの運行をしたり、客室を撤去し貨物を乗せる工夫もされています。企業努力されてますね。
ですが、業績面では航空会社は本当に散々たる状況です。日本の航空会社で言いますと、2020年4~12月の営業赤字はANAが3500億円前後の赤字、JALは3000億円前後の赤字と散々たる状況です。
気になる今後の回復見込みですが、一般的には私達が普通に海外旅行に行きたいと思わない限りにおいては、回復は見込めないですよね。
業界では2022年から数年掛けて、コロナ前の状態に戻ると予想されております。
世界的にワクチンの早急な配布を!!
因みに、係留中の飛行機達は機体が湿気で傷まないように、世界の砂漠地帯でお休み中なのです。
オーストラリアの中央地帯のアリススプリングスやアメリカのアリゾナの砂漠地帯が有名ですね。乾燥した気候や夜間の温度低下などが保管の絶対条件となります。
*飛べない飛行機達 at 砂漠地帯
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